2007年10月06日

格安夜行バスの歴史

 格安夜行バスが規制緩和により運賃値下げの時代をむかえている今、もしかすると変化のときを迎えているのかもしれませんね。

 私たちは価格だけではない夜行バスだけの醍醐味をもう一度再認識して、バス会社は乗客は決して価格だけで夜行バスを選んでいるわけではないことを理解していただきたいと考えています。

 そんなわけで(どんなわけだ 爆)格安の時代をむかえている夜行バスの歴史をちょっと振り返ってみます。夜行バスの魅力を再認識していただけたらと思います。


  • 格安夜行バス-夜行バスの歴史@

  •  夜行バスの歴史はじつは意外と古く、1960年代から国鉄などが列車の補完として走らせていたそうです。
     当時は高速道路網も現在ほど充実していないし、また車両もごく普通の昼間に走る観光バスと同じようなものだったそうです。

  • 格安夜行バス-夜行バスの歴史A

  •  そんな夜行バスに、一大転機が訪れたのは1980年代の後半でした。

     福岡の西日本鉄道が大阪の阪急バスと組んで1983年に夜行バスの運行を開業しました。そして1986年に新型車両を導入した福岡と大阪を結ぶ「ムーンライト」号が現在の夜行バスの先駆けとなりました。

     「ムーンライト号」が現在の夜行バスの先駆けとなったというのは、従来タイプの2人掛けシートではなく、1人1人各席が独立している大きく背もたれがリクライニングするゆったりとしたシート、トイレはもちろん自動車電話も装備するなど当時の常識では考えられないような豪華さを誇る新型車両であったからです。 

  • 格安夜行バス-夜行バスの歴史B


 そのような豪華装備にもかかわらず運賃が飛行機や新幹線などに比べはるかに安いということもあって、「ムーンライト号」はまたたく間に大人気となったそうです。

 同じ年には東日本でも東京と弘前(青森県)を結ぶ「ノクターン」号が開業し、これも大人気となったのでした。



 昔の夜行バスは、現在と違い、ふつうの路線バスと大差ないものだったんですね。そんなゆったりした車両での旅は、結構いいものです。

 改めて、夜行バスのいい面を再認識してみませんか?
 
posted by ばすばす at 00:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | 格安夜行バス

2007年10月04日

格安夜行バスの問題点:安全性?!

 格安夜行バスの実態は深刻なものがあります。これだけの安い価格で運行をしている限りはしわ寄せがくるのも無理はありません。規制緩和の中で、中小零細企業が参入をしてきた関係で既存の大手バス会社と零細企業の価格争いが起こっているのが現状です。零細企業が大手に勝つには価格を下げるしかありません。

 夜行バスの料金が格安になっているのはそのためですが、夜行バスの事故増加の原因の一つにもなっているのが実情です。

 格安夜行バスを運行する零細企業を監督するべき国土交通省も対応が間に合わないのが実情です。

 規制緩和には「事後チェック」の強化が不可欠だが、増える一方の貸し切りバス事業者への国の監査は追いついていないのが現状のようです。いくつかの零細バス会社についても、00年の設立以来、最近まで一度も監査は行われなかった、というケースがあるようです。

 格安夜行バス会社の監督強化のために、国土交通省の担当者は「特に零細業者への監査をどうすれば良いのかという問題意識は持っている」と話しているようです。

 国土交通省は、昨年2月には、新規事業者の参入ラッシュに対応するため、設立許可後、半年をめどに監査に入ることや5年程度監査を受けていない事業者には優先的に入るよう方針を転換しました。02年7月に108人だった全国の監査人員は、今年1月の増員で166人に増えた。それでも、貸し切りバス事業者に監査に入る平均頻度は、5・3年に1回だけのようです。

 格安夜行バスが増加して利用者にとっては利便性が上がり、選択肢が増えています。しかし格安か安全かと問われれば安全を選ぶ人も多いでしょう。夜行バスを利用する側の人間にとっては、きちんと安全性が確保されていることを望みます。もう一度格安夜行バスを運営する企業は襟を正してほしいな、と思います。
posted by ばすばす at 13:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | 格安夜行バス

2007年10月03日

格安夜行バスはなんでこんなに安いのか?

格安夜行バスがによる旅が最近非常に人気のようです。夜行バスの人気の理由は、その運賃の安さにあります。

 夜行バスの運賃が非常に安くなっている理由は、規制緩和に伴って高速バス運行会社が急増したため、各社とも生き残りをかけて運賃を大幅に値下げしているため、価格競争が激化しているからです。

 夜行バスは運賃が安いだけではなく、この間までなら考えられないような価格で各都市を結ぶようになってきていて、さらに便利になってきています。

 格安夜行バスは運賃の安さから全国に広がりましたが、そのいっぽうで最近では相次いで重大事故が報告されるようになり、安全性の面では問題視されています。

 夜行バスの安全性に問題があるのは、その劣悪な労働条件が大きな原因です。

 例えば交代運転手が貨物室で就寝すると言う状況だけでなく、中には交代要員を乗せずに運行する事業者さえあるようです。

 また夜行バスの運転手の賃金の低下も問題となり、一時バス運転手が大量退職する問題が表面化したこともあるんだそうです。今やバスは「最も危ない乗り物」とまで言われる様になっています。

 格安夜行バスは規制緩和の賜物といえます。しかしこの規制緩和が現在の夜行バスの事故増加に拍車をかけたといえる。国土交通省によると、貸し切りバス事業者は99年度は2336業者だったのが、翌年の規制緩和で免許制から許可制になり、04年度は3743業者に増えています。その約7割がバス10台以下の小規模事業者。事業者増加で競争が激化し、運賃はピーク時の半額に下落。業者は「働いてももうからない」状態にあるそうです。

 格安夜行バスを運転する運転手の収入は400万円を切っているといいます。年収400万円ということは生活をしていくにも充分ではないですので、夜行バスの運転手の方々は本当にかわいそうですね。ほとんど休みなく働いている中でのこの収入は、格安夜行バスを運営する企業側も考えてあげないといけないですね。

 とはいえ、夜行バスの運賃の安さは、乗客にとっては大きな魅力です。夜行バスの良い面を享受して、楽しい旅がしたいものです。
posted by ばすばす at 11:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | 格安夜行バス

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